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シャラポワドーピング禁止薬物メルドニウムは“ソ連兵の秘薬”!? [スポーツ]

テニス界で絶大な人気を誇るマリア・シャラポワさんが1月の全豪オープンでの

ドーピング検査で禁止薬物『メルドニウム』の陽性反応が検出されたことで、

騒動になっていますが、『メルドニウム』っていったいどんな薬なんでしょうか?

そして、シャラポワさんは禁止薬物の陽性反応につながった反ドーピング規則の

変更を5度に渡って通知されていたとの報道に対して反論もしています。

陸上や自転車などと異なり、ドーピングとは比較的縁のない競技での相次ぐロシア人選手

の違反。テニスだけではなくスポーツ界全体でも注目の騒動なのではないでしょうか?


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メルドニウムは『兵士の毎日の食事』


ダウンロード.jpg 
http://jp.reuters.com/article/skate-idJPKCN0WB0A9


そもそも、『メルドニウム』っていったいどんな薬なんでしょうか?

スポーツ選手の薬物使用というと清原容疑者の覚せい剤やグリーニーなどを連想して

しまいますがそういった興奮剤的なものとは違い、この『メルドニウム』は心臓関係の

病気のために使われるもので効果としては酸素の吸収を助け、持久力を高めるといった

ことがあるらしいです。

しかし、ロシアではこの『メルドニウム』はソ連時代からの伝統的な薬であるらしいです。


「ソ連時代、アフガニスタンに進攻した兵士がストレスに耐えられるよう開発された特殊な薬だった」


「メルドニウムはソ連時代、ラトビアの研究所で、ストレスを研究する中で生まれた。戦闘機のパイロット
 潜水艦の乗組員に与えられ、酸素の薄い高地を20キロの装備をかついで行軍する兵士の疲労が早く回復
 することが確認された。アフガン戦争当時は『兵士の毎日の食事』だった。現在アメリカなど西側では
 売られていないが、東欧を中心に販売されている」

といった情報もあり、ロシアでは以前からパフォーマンスを向上させる薬としてスポーツ界でも

一般的に知られていたもののようです。

シャラポワさんは心臓に持病を持っていて『メルドニウム』を使っていたといっていますが、

この薬の効能から単に競技力の向上を狙って使用していたと疑われても仕方ないですね。


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シャラポワの反論


sharapova-2-220x220.jpg  
https://cyclist.sanspo.com/238614


シャラポワさんは、この『メルドニウム』が今年1月から禁止薬物に指定されるということ

に気づかなかったため『メルドニウム』を今まで通り使ってしまったとのことですが、

世界で活躍するプロの選手がそんなことがありえるのでしょうか?

プロの選手である以上、自分の身体に入れるものに関してはすべてを知っておくことも仕事の

一部なのではないでしょうか?

シャラポワさんは、初めは潔く謝罪をしていましたが騒動が収まらないこともあってかこの

『メルドニウム』を禁止薬物に新たに指定する都度の通告の回数に反論をし始めたようです。


「反論することを決意しました。言い訳はしません。ただ、5回も通告を受けたというのは間違いです」


これ、思いっきり言い訳じゃないですか??(笑)

ただ、自信満々に言い訳しているようにしか思えないですね。

シャラポワさんが競技力の向上を狙って使用していたのか、持病のために使用し続けていたのかは

わかりません。ただ、もし選手生命を続けるにしても使用禁止になった『メルドニウム』が使えない

シャラポワさん、持病大丈夫なんでしょうか・・・?

むしろ彼女の心臓の方が心配ですね。

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